くらし情報『風味を保ち、固まらないために… スパイス瓶についてエスビー食品さんに聞きました』

2021年6月14日 14:57

風味を保ち、固まらないために… スパイス瓶についてエスビー食品さんに聞きました

さて、ビン底のザラザラをこすり合わせて固まった中身を出すという裏ワザがSNSで話題になりましたが、「ビン底のザラザラはナーリングと呼ばれ、ビン製造の冷却時に全体を均一に冷却するために入れられているもの」だそうです。

ナーリングがないと、冷却時にビン底にひび割れが生じるリスクが生じます。

エスビー食品さんによると「スパイスが瓶底に固まらないように、日ごろから適した保管方法、使用方法で利用することが一番大切」とのことでした。

ビンのキャップが進化していた⁉

食卓でも使うことの多いスパイスには、さらに容器にこんな工夫も。

風味を保ち、固まらないために… スパイス瓶についてエスビー食品さんに聞きました

画像:エスビー食品

「キャップを閉めたはずなのに、前より七味の香りが弱くなっている」

「最近手の力が弱くなってしまい、もう少し閉めやすくしてほしい」

こんな要望もあり、エスビー食品株式会社では「すぐ開きキャップ」を開発、七味・一味唐からしなどに採用し、小瓶のキャップの開閉がワンアクションででき、なお気密性が向上しているといいます。

ちなみにエスビー食品の「七味唐からし」は、海外輸出品では「NANAMI」と呼ばれているのをご存知ですか。

以前、grapeでもご紹介済みですが、「しちみ」

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