「雨の呼び方が果てしなすぎ」 日本語を学ぶ外国人のつぶやきに反響
ラトビア出身のアルトゥル(@ArturGalata)さんは、日本語の勉強をしていて大変だと思うことをTwitterに投稿。多くの人から反響が寄せられました。
「日本語での呼び方が果てしなすぎて泣いている」というアルトゥルさん。どんな日本語かというと…。
日本語の雨の呼び方が果てしなさ過ぎて泣いてる
— アルトゥル日本推しラトビア人 (@ArturGalata) June 18, 2021
涙雨=ほんの少し降る雨
暴雨=激しく降る雨
村雨=強く降ってすぐ止む雨
驟雨=突然降る雨
霖雨=何日も降る雨
慈雨=ありがたい恵みの雨
緑雨=新緑の季節に降る雨
糸雨=糸のように細い雨
これ全部使い分けれたら超かっこいいから頑張るわ、私。
『雨』を表す言葉が多すぎ…!
季節や自然にまつわる言葉の表現が豊富な日本語。
『涙雨(なみだあめ)』『暴雨(ぼうう)』など雨の強弱によって表現が変わるだけでなく、『村雨(むらさめ)』『驟雨(しゅうう)』『緑雨(りょくう)』など降り方や降る季節に応じた呼び名があります。
雨の呼び名は一説によると、400種類以上にもなるそうで、普段暮らしていて使わない表現もたくさんあるでしょう。
投稿を見た人たちからは「日本人だけど知らない言葉があった」といった声が多数寄せられました。
・待って、なんて読むのか分からなかった。これを学んでいるなんてすごい。
・それだけ知ってる時点で、日本人である私より日本語を知っています。
・ヤバい、半分くらいは今初めて意味を知った。勉強させてもらいます。
アルトゥルさんは「全部使い分けられたらかっこいいから、頑張る」とつづっていました。
日本語の持つ奥深さや情緒に、改めて気付かされた人は多いでしょう。
[文・構成/grape編集部]