くらし情報『『切り絵』で水のペットボトルを作ったら… 完成品に「すごすぎる」の声』

『切り絵』で水のペットボトルを作ったら… 完成品に「すごすぎる」の声

このペットボトルは、たまたま作業机に置いていたものをモデルに創作し始めました。

当たり前のように身近にあるペットボトルの水を前に、人に何かを及ぼすさまざまな水と呼ばれる存在について、考え込んでしまいました。

普段は抽象的な作品を創作することが多く下書きはほとんどしませんが、このペットボトルの水はポイントとなるところをある程度描いてから作っています。今回の作品は作業机に置いてあったペットボトルからヒントを得て作り始めたのですね。

SouMaさんの作品は、薄い和紙をカッターナイフで切って作られています。和紙という素材を扱う際に、どんな難しさを感じているのでしょうか。

――一番難しさを感じた部分はどこか。

使用する和紙はとても薄いので、すべて切ってから台紙に貼るのは困難です。


そのためある程度切り終えたら台紙に貼ってしまうので、その先の切る作業はカッターマットを使わずに直接台紙の上で切るのですが、その際に刃が台紙に当たらないように目視では判断できない感覚を研ぎ澄ませて削ぐように切っていくことが難しいです。

淡いコントラストの部分は削いで紙が薄く残った状態で、『剥がし切り』という技法として、展覧会で実演をする際には説明をさせていただいています。

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