「7千本の花が行き場を失いました」 イベント中止を受け、バラ園が起こした行動が?
2020年1月頃から始まった、新型コロナウイルス感染症の流行によって、多くのイベントが開催中止や無観客での開催を余儀なくされています。
コロナ禍で、7千本の花が行き場を失い…
長野県中野市でバラ園『保科バラ園』を営んでいる保科さんも、感染拡大によって影響を受けた1人です。
保科さんが育てた7千本のバラは、ドライフラワーにした『ドライローズ』として、イベントで使われるはずでした。
ですが、感染状況を考慮してイベントは中止が決まり、7千本の花は行き場を失ってしまったのです。
コロナ禍と考えれば仕方のない状況ですが、大量に残された花や、園の経営状況を懸念した保科さん。
保科さんは、花と緑の生産者などを応援するため、資金を募るクラウドファンディングサービス『tanetomi(種と実)』を知ります。
「バラ農家として、バラを届けられないのが一番の苦しみ」と考え、募金した人に花を渡すプロジェクトを始めました。
同プロジェクトでは、金額に応じて渡す花の本数も変わります。
保科さんは、今回のプロジェクトを通じ、次のような想いも届けたいと明かしました。
ほかの花の生産者も、イベント中止で打撃を受けているのではないでしょうか。