くらし情報『【TOKYO MER感想 第7話】ヒーロー未満の人生を生きるということ・ネタバレあり』

【TOKYO MER感想 第7話】ヒーロー未満の人生を生きるということ・ネタバレあり

目次

・『TOKYO MER』麻酔科医の冬木明かされたプライベート
・クライマックスの魅せ方が光る『TOKYO MER』第6話
【TOKYO MER感想 第7話】ヒーロー未満の人生を生きるということ・ネタバレあり

Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。

人生のどこかで、特異な才能の誰かに出会う。圧倒的な才能の持ち主が更に人知れず努力を重ねていることを知る。これは勝てないと痛感する。相対的に自分は凡庸な人間だと知る。

大多数の人が経験するであろう、ヒーローにもゲームチェンジャーにもなれない自分を見つめ直したら、どうするか。

「待っているだけじゃ、救えない命がある」をコンセプトに、数多の現場に直接駆けつけて救命活動を続ける医療チームの活躍を描き、好評の『TOKYO MER』。


第6話は山林で発生した小学生の遭難事故。今回のエピソードで初めて、チームはルートごとに3つのチームで別行動を取ることになる。

医師かつ医系技官である音羽(賀来賢人)は、戦力を分散することで医療行為そのものが行えなくなる危惧をチーフの喜多見に訴えるが、喜多見はメンバーの能力を信じて、より救命の可能性が高くなると判断した上で分散行動を採用する。

【TOKYO MER感想 第7話】ヒーロー未満の人生を生きるということ・ネタバレあり

その判断は当初は吉と出て、研修医として参加している比奈(中条あやみ)
次ページ : の頼もしい成長が描かれる。 その場での手術を決断する比奈… >>
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