100m9秒98の記録を持つ陸上選手が、50mを走ると? 結果に「速すぎる」
自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿している、陸上競技100mで元日本記録を保持する桐生祥秀(きりゅう・よしひで)さん。
100mで9秒98の自己ベストを持つ桐生さんが、50mを走った様子を投稿しました。
桐生祥秀が、50mを走ると?
多くの人が、体育の授業などで50mを走ってタイムを測定したことがあるのではないでしょうか。
中学生や高校生が受験する『新体力テスト』の基準に従うと、男性なら8秒、女性なら9秒を切ると速いそうです。
2021年8月16日現在における50mの日本記録は、2002年に朝原宣治(あさはら・のぶはる)さんが記録した5秒75。
一般の人の感覚からすると、想像がつかない速さですね。
桐生さんは今回、次の2種類のスタート方法で走りました。
・立った状態で片足を前に出してスタートする『スタンディングスタート』
・かがんで手を地面につけた状態からスタートする『クラウチングスタート』
陸上の大会などで、スタート前にかがんだ選手が、足を器具にセットしている様子を見たことがないでしょうか。
クラウチングスタートの時に使う、強く蹴って瞬発力をつける器具『スターティングブロック』(以下、スタブロ)