100m9秒98の記録を持つ陸上選手が、50mを走ると? 結果に「速すぎる」
と呼ばれるものです。
「5秒7~8台を狙いたい」と意気込んでいた桐生さんの結果は…。
スタンディングスタートだと5秒90、クラウチングスタートだと5秒83でした。
日本記録にはおよびませんでしたが、さすがはプロの陸上選手。6秒を切る好タイムを出しています。
桐生さんは、走り終えて次のように振り返りました。
スタブロ使って、50m走ると少し速くなったので、0.0何秒が誤差と思われるかもしれないですけど。
それでも僕ら(陸上選手)は0.01秒を競っているので、スタブロとスタンディングとでは全然違うと思いますし。
50mの場合はそんなに差はないと思うんですけど、100mになるとスピードの乗りとかそれがスタブロがあるかないかで違ってくる。
桐生祥秀 / Yoshihide Kiryu Channelーより引用
短距離の場合、1秒以下のコンマ何秒台と激しい戦いを繰り広げるといいます。
走り方によって、同じ秒台でも、コンマ以下が違うために順位が変わってくる…。
短距離走の選手は、「どうやったら0.1~0.01秒を短縮できるか」を常に考えて日々、練習に励んでいるのでしょう。
桐生さんの走りに、多くの人が驚いています。