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「好きだから、私が変わればいい」彼に合わせてばかりだった女性が、別れを決意したワケ

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「好きだから、私が変わればいい」彼に合わせてばかりだった女性が、別れを決意したワケ

大好きな彼との関係を大切にしたいと思うあまり、無理をして自分らしさを抑え込んでしまった経験はありませんか?いつの間にか、彼の価値観に合わせてばかりいる自分に気づき「このままでいいのかな…」と戸惑うこともあるかもしれません。今回は、結婚を考えた彼との間に大きな溝を感じてしまった女性の体験談を通し、結婚前に気づくべき大切なこととはなにかをお届けします。彼に作った料理を拒否された理由は…大好きだった彼と付き合ってしばらくして、いつかは結婚したいと心から願うようになりました。しかし、ある出来事をきっかけに、私は彼との将来を再考することになったのです。それは、私が彼のために手料理を振る舞った日のことでした。時間と心を込めて作った自信作をテーブルに並べると、彼は申し訳なさそうに、こう言ったのです。「ごめん、食べられない。俺、母親が作ったもの以外は、ほとんど食べられないんだ」彼の言葉に、私はただただ驚くばかりでした。
さらに彼は「母の料理じゃないと、なんだか落ち着かないし安心できない」と続けました。私は、時間をかけて作った料理をまるで試されているような気持ちになり、胸の奥がぎゅっと締め付けられるようでした。その後も、彼の生活には至るところに母親の存在が色濃く残っていることに気づきました。何かを決めるとき、いつも母親の意見を尊重し、時には私よりも優先することがあったのです。大好きな彼の価値観を理解したい、彼のこだわりに寄り添いたいという気持ちが強く、ずっと「好きだから、私が変わればいい」と思っていました。しかし時間が経つにつれ、どうしても埋められない心の距離に、私は戸惑いと悲しさを感じました。「この先、彼に合わせて生きていくことはできるのだろうか?」そう自問自答を繰り返すうちに、愛しているはずの彼の中に、私がどんなに努力しても入り込めない領域があることに気づきました。そして、そこに対して許容できないと思い、別れを決意したんです。
あの時の彼の言葉は、今でも忘れることができません。しかし、あの出来事のおかげで、私は自分自身の幸せを守ることができたと思っています。(38歳/女性)最後に
「彼のために、自分が変わらなきゃ」「自分さえ我慢すればうまくいく」

そう思い込んで、気づかないうちに相手の価値観に自分を合わせすぎてしまう。いつしか自分らしさが見えなくなり、心の奥にモヤモヤとした違和感が残るようになっていた…。そんな恋愛に心当たりはありませんか。

今回の体験談からお伝えしたいのは「好き」という感情だけで自分を犠牲にする必要はないということです。大切なのは、自分の感情を押し込めるのではなく、きちんと向き合うこと。安心して過ごせる関係とは、お互いが無理をせずにいられる関係です。


今の関係にどこか引っかかるものを感じているなら、一度以下の行動を試してみるのも方法の1つです。

  • 相手の好みに合わせるだけでなく、自分が何に喜びを感じるのかを言葉にして共有する
  • 彼と過ごす時間以外にも、一人の時間や友人との時間を充実させる
  • 小さなモヤモヤも「なぜそう思うのか」と自問自答し、違和感を言語化する

幸せは、誰かに合わせて手に入れるものではなく、自分らしさを大切にした先にあるものです。その気づきが、あなた自身を守り、心から信頼できる関係を築くための第一歩になります。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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