「それくらいやっとけよ」家事育児をしない夫にもう限界!不満が積み重なる日々に、妻が決意したこと
結婚生活や育児の中で、パートナーの言動に「それってどうなの?」と感じながらも「私が我慢すれば」「子どもがいるから」と自分を納得させてきた人は多いかもしれません。家事、育児、夫婦関係…。どれも小さなすれ違いや違和感の連続ですが、毎日の小さなモヤモヤは、確実に心に蓄積されていきます。積み重なったストレスは、ある日突然限界に達し、その時に初めて「もう無理かも、離婚しかない」と気づくのでは遅すぎるかもしれません。今回は一人の女性の体験を通して「我慢の限界」に気づくヒント、そしてその後どう動くべきかを考えていきます。家事育児に非協力的な夫結婚して、待望の赤ちゃんが生まれました。初めての育児に戸惑いながらも、夫と二人で力を合わせて頑張ろうと思っていました。しかし、現実は私が想像していたものとは違いました。
夫は家事や育児を「手伝う」という意識がなかったんです。私が産後でボロボロになりながら家事や新生児のお世話をしていると、「それくらいやれよ」と心ない言葉を平然と言ってくるばかりでした。子どものために我慢をしてきたが…
そして、ついに私は離婚を決意しました。夫にその旨を切り出したとき「そんな昔のことを言われても…」と言われましたが、私にとっては昔のことではなく、全てが今日までの「違和感」として積み重なっていてもう限界でした。今、私は不自由なく子どもと二人の生活を楽しんでいます。離婚という結果になってしまったのは残念ですが、ずっと自分を押し殺して子どもと耐えるよりも、夫から逃れるという決断は間違っていなかったと思っています。最後に夫婦関係の破綻は、ある日突然起きるものではありません。小さな我慢や違和感の積み重ねが、ゆっくりと心をすり減らし、気づいたときには戻れなくなっているのです。だからこそ、自分が抱えている不満や疲れに「まだ大丈夫」とフタをせず、少しでも違和感を覚えたら立ち止まって向き合うことが大切です。今回の女性は離婚を決断しましたが、事前に自分と向き合っていれば、様々な選択肢があるかもしれません。
そしてその気づきを、行動につなげましょう。以下のような行動をとることで、小さな状況の改善を生み出せるかもしれません。
- 家事・育児の偏りを紙に書き出して状況を可視化し、夫に相談をする
- 自分の時間を週1でも確保してみる
- 小さなことでも夫に具体的にお願いしてみる
- 両親や親戚、友人など第三者に相談し、視野を広げてみる