義実家帰省で…贅沢な“うな重”に歓喜!?だが、蓋を開けた途端「え…?」
義両親と深い関係を築くにつれ、ちょっとした違和感やモヤモヤを感じることってありませんか?どう接するのが正解なのかわからず、一人で抱え込んでしまうこともあるでしょう。今回の体験談は、そんな「なんだかモヤモヤする」気持ちの正体を解き明かし、家族の関係をよりよいものにするヒントをくれるはずです。夏の義実家帰省を機に…去年の夏、夫と息子と3人で義実家へ帰省しました。「こんにちはー!」元気な声で挨拶したものの、出迎えてくれた義母はあまり喜んでいない様子で…。夫は慣れているのか、気にも留めておらず「そういうスタイルなのかな?」と自分に言い聞かせました。そして夜ご飯、テーブルには立派なお重が並びます。蓋を開けると、ふわりと香ばしい匂いが漂ってきました。「わぁ、うな重!贅沢!」と心の中で歓声をあげたのも束の間、目に入ったのはご飯の上にちょこんと乗った小さな蒲焼きが一切れ。
夫の分も、そして小柄な私の分ですらまったく足りません。義母は夫がよく食べることを知っているはずなのに…。「せっかく作ってもらったのに文句は言えないな…」そう思い直し、覚悟を決めて黙々と食べ進めました。食事が終わり、食器を片づけようとすると、義母が「そのまま置いててー」と言いました。ですが、気の利かない嫁だと思われたくないし、ここはちゃんと片づけようと、食器を手に取りました。そして、台所へ向かった瞬間、私は衝撃の光景を目にします。冷蔵庫の横に、残りの蒲焼きがたっぷり入った大きなお皿が置いてあったのです。「え…?なぜ出してくれなかったんだろう?」量が少なかったのは、私たちへの配慮ではなく、ただのケチ?そんな疑念が頭の中を駆け巡り、胸のモヤモヤはさらに大きくなりました。
結局、お腹をすかせたまま息子を寝かしつけ、翌朝も満足に食べられるような朝食はなく、モヤモヤはさらに蓄積しました。義実家で感じた心のわだかまりが、重く胸に残った夏でした。(36歳/女性)最後に帰省や家族の集まりで、どうにもモヤモヤする瞬間ってありますよね。そこで大切なのは、相手の行動を問い詰めたり、自分を変えようと頑張りすぎたりしないことです。家族関係を改善するヒントとして下記を試してみてください。「小さな感謝」を言葉にして温かい空気を作り出すきっかけにする。 私を主語にして気持ちを伝えて、自分の感情や考えを穏やかに表現する。 完璧主義を手放す勇気を持ち、家族と心から向き合う時間を増やす。
お互いの心地よいラインを模索することで、大切な関係を守ります。そして、義実家との関係もよりよい方向へ進めていけるはずです。※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています