温厚で”理想的な彼”と結婚!しかし半年後→「財布は俺が握る」この言葉から始まった彼の”大変化”にゾッとした話
穏やかで優しい人だと思っていた相手が、結婚後に違った一面を見せ始めたとき、その変化にどう向き合えばよいのか、途方に暮れてしまう方もいるでしょう。結婚は、他人だった二人が人生を共にする一大イベント。しかし、その生活の中で、予期せぬ困難に直面することもあります。今回は、結婚後に豹変した夫との関わり方に焦点を当て、実際にあった体験談を交えながら、その問題にどう向き合っていくべきか、一緒に考えていきましょう。豹変した夫…結婚する前、夫は本当に穏やかで優しい人でした。デートのときも、私の意見をいつも尊重してくれて、些細なわがままも笑顔で受け入れてくれました。まさに理想の相手だと思い、この人となら安心して人生を共にできると信じて、迷わずプロポーズを受け入れたのです。ところが、結婚して半年が経ったころから、夫の態度に違和感を覚えるようになりました。
まずはお金のこと。結婚する前は「生活費は俺が稼ぐから、君はお小遣いだけ稼げばいいよ」と言ってくれていたのに、いざ結婚生活が始まると「財布は全部俺が握る」と一方的に宣言してきたのです。その理由は、私に浪費癖があるから、という一方的な決めつけでした。私は驚きましたが、新婚だから少し神経質になっているのかな、と自分に言い聞かせて納得することにしました。しかしその後、言葉の端々から夫の本性を感じとるようになりました。夫は機嫌を損ねると「そんなこともわからないのか」「俺がいなきゃ生活できないだろ」と、上から目線で話すようになっていたのです。最初は冗談だと思って笑っていたのですが、回数が増えるにつれて笑えなくなり、だんだんと恐怖を覚えるようになってしまいました。なかでも一番ゾッとしたのは、私が体調を崩して寝込んでいたときのこと。
夫は私の心配をするどころか「俺の夕飯はどうしたらいいんだよ…」と不満げに言ったのです。その瞬間、結婚前に見ていた夫の「優しい人」という仮面が剥がれ落ちたように感じました。今思い返せば、付き合っていた間はお互いの良い部分しか見ていなかったのかもしれません。結婚して生活を共にしなければ気づけなかった、夫の支配的で自分中心な一面。幸いなことに、私は仕事をしており収入があったので、夫の支配下に置かれるつもりはないこと、万が一の場合は離婚も辞さないという姿勢を伝えたところ、夫は目が覚めたようでした。それ以来、私たちは夫婦関係を見つめ直し、少しずつ改善に向けて歩み寄っています。しかし、あのとき感じたゾッとした感覚は、今でも忘れることができません。(48歳/女性)最後に結婚後の生活で、相手の意外な一面に直面し、どうすれば良いか途方に暮れてしまうことは決して珍しいことではありません。
しかし、その感情を乗り越え、関係性を再構築していくことは可能です。大切なのは、相手の支配的な言動を安易に受け入れずにしっかりと自分の意見を主張することです。今回の体験談のように、経済的自立は不測の事態に備えるための大切な要素であり、精神的な自立にも繋がります。
- 夫の支配的な言動に対し、具体的な言葉で自分の気持ちを伝える練習を始める。
- 趣味や仕事など、夫婦関係以外の自分の世界を大切にする時間を持つ。
- 夫婦関係の専門家や信頼できる第三者に相談し、客観的な意見を取り入れる。