「息子も大好きよ~」自信満々な義母の“かぼちゃコロッケ”がおかしい…。戸惑う嫁だが⇒夫が語る【真相】にホッとした話
結婚生活を続けていく中で、夫婦の間に隠された小さな「秘密」を見つけて驚いた経験はありませんか。特に食の好みや、実家での食事に関する習慣は、2人の間で共有されている「常識」が、時に大きな食い違いを生むことがあります。今回は、夫の好物を巡る妻の体験談を通して、夫婦間のコミュニケーションの大切さを紹介します。夫の好物義実家で夕飯をごちそうになることになり、義母は私に、何が食べたいか聞いてくれました。私は迷うことなく好物の「かぼちゃのコロッケ」をリクエストしました。すると義母は「まかせて!うちの息子も大好きなのよ」と自信満々に言ってくれたので、私はとても楽しみにしていました。食卓には、少々不格好なコロッケが並べられました。私は「揚げ物って難しいですよね」と笑ってごまかしながら会話をし、お皿に取ろうと箸を伸ばしました。
そのとき、コロッケが「ベチョ」とお皿に落ちてしまい、その崩れやすさに驚きました。慌てて口にかき込むと、甘くてねっとりとした食感で、しかもマヨネーズの味がしました。「あれ?これは、かぼちゃのコロッケではなかったのかしら?」と思い中を見てみると…中身はきゅうりと人参が入った黄色いペースト。それは、完全にかぼちゃサラダに衣をつけて揚げたもの、つまり「かぼちゃサラダコロッケ」でした。夫は何も言わずスプーンで中身をすくいながら、黙々と食べていました。「夫はこれが好きなの?」と、正直戸惑いを隠せません。私はなんとか完食し、義母は「また作るからいつでもおいで」と言ってくれました。内心では、こんなかぼちゃコロッケはもう懲り懲りだと思ってしまいました。
自宅に帰り、夫にあのコロッケの正体を聞いてみました。最初は本当に美味しいホクホクのかぼちゃコロッケが好きだったそうですが、あるときから義母がお惣菜売り場のかぼちゃサラダを買ってきてコロッケにするようになったのだそうです。夫は初めて食べたときに「まずい」と言い出せず、それからずっと「かぼちゃサラダコロッケ」を出され続けているとのことでした。まさか夫もまずいと思っていたなんて、真相を知って少し安心しました。(24歳/女性)最後に夫の好物が、実は長年の“言えない秘密”だったという今回の体験談は、家族間のコミュニケーションを見直すきっかけになります。小さな食の好みであっても、正直に伝える勇気は、生活を円満に送るうえでとても大切ですね。「小さな違和感も放置せず、対話を重ねること」が重要です。家族間で「言いにくいな」と感じるテーマがあれば、優しさを忘れずに適切なタイミングで言葉にすることで、いらないストレスを減らし、関係性をより確かなものにできるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
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