子連れキャンプで実践したい! 自然にやさしいエコキャンプのアイディア4選
大自然の恵を受けられるからこそ楽しめるキャンプ。そんな自然を守るために、親子で実践したいのが“エコキャンプ”。道の駅や直売所で買い物してゴミを最小限にしたり、水道に流れても安心なスポンジと洗剤を使ったり……。今すぐ取り入れられるアイディアばかりなので、この機会に親子で環境問題について考えてみて、早速キャンプで実践してみよう!
CONTENTS
1.牛乳パックを再利用して焚き火の焚き付けをつくる
2.買い物は道の駅や直売所で
3.炭、薪の後処理もきちんと
4.自然にやさしい洗剤とスポンジを使う
eco idea #01
牛乳パックを再利用して焚き火の焚き付けをつくる
キャンプですることの中で子どもが大好きな焚き火。「日常生活で出る、牛乳パック(「紙パックリサイクル」のマークがついたノンアルミのもの)の空を捨てずに乾燥させて、子どもと一緒に5×10くらいの長方形にカットします。これを溜めておいて、キャンプ時の焚き火用の焚き付けとして再利用。焚き付けに適した材料ですし、何よりもゴミを増やさない、ということが学べて誰でもすぐに取り組めます」
eco idea #02
買い物は道の駅や直売所で
食材の購入も訪れる土地土地のおいしい旬なものを仕入れるのが楽しみのひとつ。「出かけるときは一般道を利用して、子どもと一緒に道の駅や直売所で買い物をするのがおすすめです。
スーパーやコンビニに比べても過剰包装ではない分、ゴミが減らせるのも利点。生産者さんと接点が持てるのも楽しいです。買い物の際はマイショッピングバッグを忘れずに」
eco idea #03
炭、薪の後処理もきちんと
焚き火やバーベキューなどの後始末も責任を持ってきちんと処理。「キャンプ場や自然に対してクリーンに終わらせて帰ってくることが大事。かたまりで残っている炭や薪を火消し壺に入れて次回の火おこしに再利用したり、フィールドにダメージを与えないよう、焚き火台の下に防火マットを敷いたり環境に配慮しよう」
eco idea #04
自然にやさしい洗剤とスポンジを使う
<教えてくれた人>
アーバンボヘミアン/サーフヨギー 中野 肇さん
サーフィン、スノーボード、ヨガを嗜み、旅を通じて自然と触れ合う時間の中でアイディアを醸成。
クリエイティブなデザイン、プロデュース、スタイリングを得意とする。
illustration/Toshiyuki Hirano