【都内のインクルーシブ公園7選】みんなが笑顔で遊べるユニバーサルデザイン! | HugMug
誰もが一緒に楽しめるユニバーサルデザインを取り入れた遊び場「インクルーシブ公園」が都内に次々に誕生している。体や言語など、何らかのハンディキャップを抱えている子はもちろん、まだ公園遊びが難しいベビーも分けへだてなく遊べる遊具が勢ぞろい! 「次世代の遊び場」へぜひ訪れてみて!
CONTENTS
01 【世田谷区】砧公園「みんなのひろば」02 【豊島区】としまキッズパーク03 【新宿区】新宿中央公園「ちびっ子広場」04 【品川区】大井坂下公園05 【練馬区】練馬城址公園06 【立川市】国営昭和記念公園「わんぱくゆうぐ」07 【府中市】府中の森公園「にじいろ広場」
01砧公園「みんなのひろば」
ヒアリングを重ねて実現!国内初のインクルーシブな遊具広場
都内屈指の面積を誇る砧公園の一角に誕生した「みんなのひろば」は、インクルーシブな遊具広場を持つ公園の記念すべき第一号。シンボルでもある船型遊具「みらい号」には、小さな子が保護者と一緒に滑れる滑り台、車椅子やバギーがすれ違うことのできる幅広のスロープ付き。クッション性に優れた素材で地面を舗装するなど、随所になされた配慮はユニバーサルデザイン遊具のスタンダードとなっている。
見なくても触れながらゴールを目指せるデザインの迷路。楽しい仕掛けでいっぱいだから、感触を楽しむだけでもOK!
保護者とふたりで並べるシーソーなら小さなキッズも安心。中央の天板の上で横になり楽しむこともできる。
CHECK砧公園住所:東京都世田谷区砧公園・大蔵1・岡本1
開園時間:常時開園(サービスセンター及び各施設は年末年始休業)
問い合わせ先:03-3700-0414https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index004.html
02としまキッズパーク
「赤」が可愛い! 乗り物好きにはたまらないインクルーシブ公園
「障がいのある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブ公園の第一歩」としてオープンした「としまキッズパーク」は、園内を走るミニトレインをはじめとした赤い遊具がトレードマーク。
つい撮影したくなるナチュラルな床材やモノトーンの市松模様のタイルなどのおしゃれなデザインも魅力のひとつ。靴を脱いであがれるキッズハウスや、小さな図書館、親子で楽しめるブランコやすべり台もある!
としまキッズパークでいちばん人気! 園内をぐるっと一周するミニトレイン「IKEDEN(イケデン)」。
つつみこむタイプの座面で、乳児や小さな子どもも安心して乗れるブランコ。
CHECKとしまキッズパーク住所:東京都豊島区東池袋4-42
開園時間:10:00~16:00
※利用時間1時間の完全入替性
※下記リンクサイトより要予約
※隣接するとしまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK)内に授乳室、おむつ替え台あり施設情報予約サイト
03新宿中央公園「ちびっ子広場」
0歳から遊べる!ベビー連れにもやさしい設備がたくさん
2022年にリニューアルした新宿中央公園「ちびっ子広場」は、距離やスピードの違う2種類のレーンがついた大型滑り台など、小さな子も楽しめる遊具でいっぱい。0~3歳限定の遊び場のほか、すぐそばに授乳スペースとオムツ替え台のある赤ちゃん休憩室が完備されている。4種類のブランコの手前には順番待ちのレーンが設けられているから、代わりばんこに遊具を楽しみやすい。
クッション性のある舗装、柵が設けられているから、接触や転倒しにくい。ハイハイや歩き始めの子にもおすすめ。
複数名で乗れる円盤型や、背もたれとベルトのついたタイプ、囲いのあるタイプなど、乗る人を選ばない4種類のブランコ。
CHECK新宿中央公園住所:東京都新宿区西新宿2-11
開園時間:常時開園※赤ちゃん休憩室は10:30~16:00
問い合わせ先:03-3342-4509https://shinjukuchuo-park.jp/
04品川区立大井坂下公園
利用者のアイディアを採用!本当に喜ばれる公園
カラフルなのに穏やかなトーンの遊具に癒される。
ワークショップの様子。「並んでいるときも楽しめる複合遊具」という案から、遊べるパネル、今の気持ちを指さしで伝えられるコミュニケーションボードを設置。
CHECK大井坂下公園住所:東京都品川区南大井6-23
開園時間:常時開園
問い合わせ先:03-5742-6801
05練馬城址公園
親子で遊べる遊具や大人気施設が隣接!
惜しまれながらも閉園した「としまえん」跡地に新たに誕生した練馬城址公園。中心部には石神井川が流れており、エントランス交流ゾーン、川辺の散策ゾーン、花のふれあいゾーンが令和5年5月に開園。遊具広場にはトランポリンや寝ころんだままでも楽しめる回転遊具、触って学べる点字コーナーなど、さまざまな遊具が設けられている。すぐ近くにある多目的トイレは、オムツ替え台もあり、ベビーカーで入れる広さなのも嬉しいポイント。
滑る楽しさはもちろん、音や触覚、カラフルな色彩などの五感を刺激する楽しさが味わえる複合遊具。
親子で向かい合うタイプ、サポートがついていたりするタイプなど、複数のブランコがある。
CHECK練馬城址公園住所:東京都練馬区春日町1、向山3
開園時間:常時開園
問い合わせ先:03‐3825‐5021https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index104.html
06国営昭和記念公園「わんぱくゆうぐ」
自然と遊具が融合!工夫が凝らされた遊具を堪能して
自然豊かな国営昭和記念公園の「わんぱくゆうぐ」エリアでは、5つのデッキで構成された大型遊具が大人気! 各デッキへは車椅子も自走できる幅と傾斜のスロープがあり、どのデッキからもいちばん高いデッキを目指すことができる。ほかにも、体幹の弱い子どもも自分の力で揺らしやすい「ゆらゆらブランコ」など魅力的な遊具がいっぱい。
大きなイチョウの木に見守られながら、思い思いの時間を過ごそう。
空気を膨らませたドームの上に乗って遊ぶ「ふわふわドーム」。ドームのふちが腰かけられる高さに立ち上がっているので、バギーや車椅子も乗り移りやすい。
バギーや車椅子に乗ったまま遊べる「どろんこ池」で、泥に触れてみよう!
CHECK国営昭和記念公園住所:東京都立川市緑町3173
開園時間:常時開園
問い合わせ先:042-528-1751
※「ゆらゆらブランコ」専用のベルトが原っぱ南売店にあります。
※「ふわふわドーム」は中学生以下専用です。https://www.showakinen-koen.jp/
07府中の森公園「にじいろ広場」
公園をもっと好きに!ユニークな遊具の名前を覚えよう
12種類の豊富な遊具が楽しめる、府中の森公園の「にじいろ広場」。車椅子でも手が届く花の形のテーブルが設置されている砂場は「おはなテーブル」など、遊具すべてにニックネームがつけられている。これらは近隣の小学生や未就学児たちが考えたもので、「より愛着を持ってもらえるように」という願いが込められている。
広場の近くには「誰でもトイレ」や売店があるので、ピクニックがてら訪れるのもおすすめ!
「マシュマロ君A・B」は、飛び跳ねるとまるでマシュマロの上にいるような感覚が楽しめる。
よじ登るのが大好きなキッズも安心な「あみあみピラミッド」。ジャングルジムの練習にもぴったり!
CHECK府中の森公園住所:東京都府中市浅間町1-3-1
開園時間:常時開園※にじいろ広場の西エリアは9:00〜16:00
問い合わせ先:042-364-8021https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index048.html
アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパなど、世界各地で取り組まれている「インクルーシブ公園」。誰もが参加できて、ケガや事故に配慮された設計の公園が増えていくのは、ママ・パパたちにとってありがたい限り。これまで公園遊びに行きにくかったファミリーはもちろん、まだ歩けないベビーなどさまざまな人が気軽に利用することで、新たな出会いも訪れそう!