センスのいい家族が暮らす家【vol.10 ヴィンテージ×DIYをMIXする家・板井亜沙美さん邸】 | HugMug
システムキッチンは前の住人の方が残したものを継続して愛用。よくある化粧板だった吊り戸棚の扉は部屋全体の雰囲気に合わせてラワン材に。「自分たちでがんばって張ったグリーンのタイルもお気に入りです」。調味料ラックも造作で、詰め替えて使っているスパイスボトルは〈楽天〉で購入。好きなお店のショップカードやポストカードを冷蔵庫に貼ったり、バインダーに海外のレシピを挟んで吊るすアイディアも◎。
ついつい集めてしまうという木のスプーン。「マグカップは陶芸家・城進さんの作品。お気に入りでよく使っていたのですが、欠けてしまったので今は入れ物として愛用し続けています」
普段の食事はキッチンの一角に設けた、動線のいいセカンドダイニングで。白い半円テーブルは、もともと違う用途で使っていた2×4規格の木材を組み合わせてDIYしたもの。スツールは手づくりのものと〈IKEA〉のもので、どちらも色を塗り直した。
「わが家では、そろそろ変えどきかなと思った家具は、色を塗ってみたり、一度変化をつけてみるのが恒例です」
娘さんのファーストスプーンは、額装してインテリアの一部に。「娘はとてもかじるタイプだったので、先端は欠けまくっているのですが、それすら愛おしいです(笑)」