センスのいい家族が暮らす家【vol.34 和空間でジャンルレスに暮らす家・中山良子さん邸】 | HugMug

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センスのいい家族が暮らす家【vol.34 和空間でジャンルレスに暮らす家・中山良子さん邸】 | HugMug


大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.34では、フリーランスのファッションディレクター、バイヤー、PRとして活動する、中山良子さん家族の住まいへ。障子や畳のある和の趣きを感じる空間には、味わい深い民芸品からカラフルなモダンアートまで、さまざまなアイテムがジャンルレスに並んでいます。さっそく子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探りましょう。

profile
センスのいい家族が暮らす家【vol.34 和空間でジャンルレスに暮らす家・中山良子さん邸】 | HugMug
中山良子さんクリエイティブディレクター大手セレクトショップで販売職・VMD・バイヤーを経験。その後、2022年よりフリーランスとしてファッションディレクター、バイヤー、PRとして活動。週末は夫が営むインテリアと雑貨のリサイクルショップ〈FUNagain〉を手伝う。
Instagram:@nakatiin
FAMILY:3人家族(パパ・ママ・娘0歳10ヵ月)
HOUSE TYPE:マンション/賃貸
HOUSE DETAIL:居住歴2年/100㎡/2LDK
AREA:東京都

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こだわりの住まいについて

センスのいい家族が暮らす家【vol.34 和空間でジャンルレスに暮らす家・中山良子さん邸】 | HugMug
民芸品もカラフル家具もぬいぐるみも。
自在にミックスして楽しむ
クリエイティブディレクターの中山良子さんと、インテリアと雑貨のリサイクルショップ〈FUNagain〉を営む夫・高島大輔さんが暮らすのは、築54年のヴィンテージマンション。
和の雰囲気が漂う、100平米の住まいだ。「広さと、部屋の境目がないところが決め手でした。和室があって、すべての窓に障子がしつらえてあるのも新鮮だし、キッチンの壁の一部がディスプレイスペースになっているのも、器好きの私には嬉しいポイントでした」(良子さん)

家づくりのテーマは「自分たちがいいと思ったものを自由に飾って楽しむこと」。値段が高いからいいものとは限らない。身近なものや何気ないもののなかに自分たちが惹かれる魅力を見つけることが楽しい。そんな〈FUNagain〉の美意識が、そのままこの家の空間づくりにも息づいている。

好きなものの共通点を聞くと、「独自性があるもの、いい意味で癖があるもの」という言葉が返ってきた。とはいえ、個性の強いものたちを、どうやって違和感なく馴染ませているのだろうか。
「テイストで分けたり、色を統一させたり、何かしら共通項を見つけてグルーピングしてまとめて、グループ同士の距離を取ることが大事です。満遍なくダラダラと置くのではなくて、ものが多いところと少ないところのメリハリをつけてあげることも意識しています」。その積み重ねが、この家ならではの心地よさをつくり上げている。

DINING

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ジャンルを越えた、にぎやかな食卓まわり
長年集めてきた工芸品やポップなぬいぐるみ、味のある器など、ジャンルレスに好きなものを眺めながら、食卓を囲めるダイニング。ダイニングテーブルは、〈天童木工〉のヴィンテージ品。「〈天童木工〉では少し珍しいインダストリアルな雰囲気が気に入っています。モダンな色のトーンもかっこいいなと」。ダイニングチェアは、北欧家具の店〈talo〉で購入したブルーノ・マットソンの90年代のものや、イルマリ・タピオヴァーラが60年代にデザインしたもの、オフィス家具専門店〈オフィスバスターズ〉で見つけた喜多俊之さんによる〈Cassina〉のカンタチェアを合わせている。


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ダイニングのディスプレイ棚はイタリア〈Alias〉のもの。前の持ち主がペイントで黒く塗ったもので、経年変化が独特の風合いを生み出している。棚のレイアウトは主に大輔さんが担当し、白いものを素材違いでグラデーションして並べたり、木製のものをまとめたり、ほっこりさせすぎないためにグラフィックを差し込んだりしながら空間を構成。ダイニングの照明は〈YAMAGIWA〉のものを。「〈FUNagain〉で2万円で販売していたのですが引き取り手がおらず、うちで使うことにしました」

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夫・大輔さんお気に入りの喜多俊之さんによる〈Cassina〉のカンタチェアは、片側のアーム部分が可変式で、ヘッドレストとしても機能する。

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子ども用のテーブルチェアはイタリアのベビーブランド〈イングリッシーナ〉のもの。脚がないタイプのため、空間をすっきり使える。

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ポップな黄色のキャビネットは、フランスの80年代の工業製品。
熊本のリサイクルショップで購入。靴箱として活用している。

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友人が営む群馬のヴィンテージ家具店〈UNDERGROUND〉で購入したボビーワゴン。アクセサリーやパソコンまわりのものを収納している。

LIVING & WORKSPACE

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ダイニングと地続きでゆったり。
青と緑のやすらぎリビング
青と緑を基調とした、心落ち着くリビング。ダイニングとリビングの境目には、大きなショーケースを置いて、空間をゆるやかに仕切る。「仕事に出るまでの朝時間。
障子からやわらかい光が差し込むリビングで、夫と話したり、ご機嫌な娘と遊びながらコーヒーを飲む時間が好きなんです」

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3万円で購入したというショーケースは、飲食店などが閉店した際に什器を引き取って販売する〈テンポス〉で見つけた掘り出し物。

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上段に飾っている大皿は、兵庫県・丹波の俊彦窯の窯元で購入。「器は旅先で買うことも多いです。とくに、販売所も併設している窯元を訪ねると、いろんな器を見て選べるので楽しいですよ」

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リビングのテーブルやチェア、ソファは、フィンランドのデザイナー・ウリヨ・クッカプーロが手がけたもの。「無駄のないフォルムなのに遊び心のあるデザインやモダンな色の掛け合わせに独自性が感じられて、そのバランスがかっこいいですよね」。椅子の背面とクッションに差し込んだゼブラ柄もいいアクセントに。

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ラタンの編み込みのカバーがおしゃれなスピーカーは、アメリカのJENSEN製1967年製のPR-200。〈ハードオフ〉で大輔さんが見つけた掘り出し物。
「どこへ旅行に行っても〈ハードオフ〉は必ず行きます。とくに新潟にはスピーカーだけの専門店があって、夫はめちゃくちゃ興奮していました(笑)」。茶色が多い重たいスペースは、ガラスを組み合わせて抜け感をプラス。

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リビングに浮かぶ不思議なペンダントライトは、イタリアのカスティリオーニ兄弟が手がけた「TARAXACUM」。群馬の〈UNDERGROUND〉で出合った。樹脂で固めたシェードは和紙に近い質感。「フローリングのリビングダイニングと、畳敷きの和室を上手く繋いでくれる存在です」

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リビングの一角には、良子さんのワークスペースが。壁には天音村上さんの版画が飾られている。
「デスクで作業をしているとき、ふとこの絵が視界に入ってくる瞬間が好きです」。デスクチェアも、リビングセットと同じくウリヨ・クッカプーロのデザインによるもの。デスクは〈Cassina〉のエアーフレーム。

KIDS SPACE

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親も子もご機嫌になれる、
カラフルなキッズエリア
“子どものものだからこそ、ご機嫌なカラーを思いきり取り入れる”。それがキッズエリアの基本方針。主役は、〈USMハラー〉の赤色チェスト。これをベースに、絵やモビールをチョイス。ベビーベッドはいただきもので〈KATOJI〉のもの。「下に収納できるスペースがあったり、成長に合わせて高さを変えられるのが便利。白でベーシックなデザインなので、インテリアにもすんなり馴染みました」

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チェストで使っている収納容器は〈バンカーズボックス〉と、〈パシフィックファニチャー〉で購入した〈TRUSCO〉のもの。壁には、新木場の〈CASICA〉で購入した海外の小学校で使われていた数式のポスターや、グラフィックデザイナー・田部井美奈さんの作品など、赤がアクセントのアートを飾った。

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キッズエリアのお気に入りは、スヌーピーのオルゴールメリー。〈オフハウス〉で見つけた80年代のデッドストックで状態のよい一台。七夕飾りのようなダイナミックさがたまらない。「娘が生まれたての頃、興味津々でよく眺めていました。最近はよく引っ張って遊んでいます」

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アメリカのブランド〈Baby Einstein〉の飛行機をモチーフにした乗り物オモチャ。「規模感やポップな色味がいいのと、なにより乗せたときが可愛くて(笑)」。後からつけたという〈Honda〉のステッカーもいいアクセントに。

HOBBY ROOM

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和と洋が融合した、余白のレコード部屋
リビングと地続きの和室は、大輔さんの趣味のレコードスペース。全体的にものの多い中山さんのご自宅だが、和室はあえて余白を楽しむ空間に。一見ただの白い箱のように佇む〈JBL〉のモードなスピーカーが、さりげないアクセントとして光る。

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レコードを収納する棚は昔〈IKEA〉で見つけたもの。自由に組み合わせてレイアウトを考えられる。レコードゾーンの象徴的な絵は、田名網敬一さんの作品。〈小宮山書店〉で購入した。


国籍も時代もジャンルも飛び越えた、中山良子さん家族の住まい、いかがでしたか? ものの選び方や飾り方のヒントなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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