2018年7月28日 11:00
元モデル・林マヤ 自殺決行寸前で決意した「1億円借金完済」
「モデル時代は、1万円以下は“小銭”でした。金銭感覚がまったくないから、毎晩パーティ、服を買うときはラック丸ごと。『お金がなくなったら、またショーに出て稼げばいいや』という感覚でしたね」
こう振り返るタレントの林マヤさん(60)。パリコレのモデルとして活躍していた当時の、ランウェイ1回のギャラはトップクラスで100万円。ショー開催期間は、一日に何度もランウェイを歩いていた。
ただ、華々しい生活を送っていたときの年収は、まったく把握していなかった。その後、モデルを引退し、アパレル業界にいた夫・笛風呂タオス氏(57)を誘ってジャズの世界に入る。音楽CDの制作や自腹でライブ活動をするが、金銭感覚は変わらぬままだった。
そんなある日、住んでいたマンションで電気とガスが止められ、初めて自分の借金に気づく。しかもその金額は1億円以上だった。
「複数持っていたキャッシュカードがキャッシングのできるタイプで、気づかないうちに限度額に達していたんです。電気とガスを止められて初めて、自分がいかに無知でバカだったかに気づきました」(マヤさん・以下同)
友達だと思っていた取り巻きたちも借金を頼むと、クモの子を散らすように離れていったという。