2018年8月6日 06:00
別所哲也、神田沙也加のお相手に!“恋愛の醍醐味”語る
「レディの条件?ラーメンやギョーザもある定食屋さんにも高架下の焼き鳥屋さんにも行くけど、フレンチレストランでは恥ずかしくない振舞いができて。品があってユーモアもある女性でしょうか」
こう語るのは、数々のミュージカルで主役を演じてきた別所哲也(52)。今回は名作『マイ・フェア・レディ』(9月16〜30日、東京・東急シアターオーブにて。10月6日から福岡、広島、大阪、愛知、大分でも順次公演)で、言語学者・ヒギンズ教授を演じる。
ロンドンの貧しい花売り娘・イライザはヒギンズのもとで言葉遣いやマナーのレッスンを受け、憧れの社交界へのデビューを目指す。
「イライザに扮するのは、『レ・ミゼラブル』で親子を演じた(神田)沙也加ちゃん。今回は恋のお相手です」(別所・以下同)
作品や役、公演の時期との巡り合わせが幸運だったと別所は言う。
「年齢を重ねて、人生のいろんな経験を積んでこそ深く解釈して演じられる役柄。
スポーツ選手にとってのオリンピックと似ていて、僕の年齢と公演の時期の巡り合わせが奇跡的にうまくいって、幸せです」
ヒギンズは当初、言語学の研究に没頭している。が、研究対象でしかなかったイライザにいつしか恋をする。