2018年8月31日 06:00
悠仁さま 槍ヶ岳独りで登頂…紀子さまが命じたスパルタ試練
「山頂のほうからはしごを慎重に下りてくる男の子がいました。こんな場所で子供を見かけるのは珍しいな、と登山ルートにカメラを向けると、周りにいた男性たちが慌てたように両腕で×(バッテン)の形を作ったんです」
そう語るのは、8月3日に北アルプスの槍ヶ岳を登山していた会社員女性。標高3,180mを誇る山頂は“槍の穂先”と呼ばれ、岩場をはしごや鎖でよじ登らねばならない。会社員女性が山頂に挑もうとしたとき、槍の穂先は一時通行止めとなっていたのだ。
「バッテンの意味がすぐにはわからなかったのですが、男の子の顔を見てハッとしました。秋篠宮家の長男、悠仁さまだったのです。SPの人たちが『写真を撮るな』と伝えていたのだと、ようやく理解できました」
悠仁さまはチェックのシャツを着た登山スタイルで、ヘルメットもしっかり被られていた。皇宮護衛官や秋篠宮家の職員と思しき一団は、悠仁さまのおひとりでの登頂を穂先の下のあたりから見守っていたが、その中から1人の女性が登山客に話しかけていたという。
「皆さん、お待ちになってくださっているのですね……」
申し訳なさそうに話すその女性は、つばの大きな帽子をかぶられた紀子さまだった。