2018年9月5日 06:00
石破茂議員の妻が語る「嘘をつかない夫を私は信頼しています」
「結婚前から選挙に出る可能性があったので、じつは悩んだ時期がありました。夫の職業が急に変わるということ、私自身が政治家の妻になるなんて考えたこともありませんでした。そんな私を見かねた父が“何を悩んでいるのか?”と聞いてきました。正直に悩みを打ち明けると、“キミは職業を選ぶのか?相手を選ぶのか?”と言われて……。父は大正生まれの人で、“若いころの苦労というのは自分から買ってでもしなさい”と。その言葉に妙に納得して、政治家の妻になる覚悟ができたように思います」
こう語るのは、“次の総理大臣を決める”自由民主党総裁選挙(9月7日告示、20日開票)に出馬する、衆議院議員の石破茂元幹事長(61)の妻・佳子さん(62)だ。
石破議員のことを誰よりもよく知る佳子さん。じつはメディアの単独インタビューを受けるのは今回が初めてだ。
“お堅い”イメージのある石破議員とは対照的に、よく笑うユーモアに富んだ佳子さん。夫・石破茂について、そして政治家・石破茂について語ってくれた。
石破議員と佳子さんは大学の同級生。’75年、2人は慶應義塾大学法学部法律学科に入学。1年生のとき、第2外国語でともにドイツ語を選択し、同じ授業を受けたのが出会ったきっかけ。