大竹しのぶ 母に学んだ強さ…介護支えた江すてるさんへの敬意
東京都内の閑静な住宅街にある一軒家。延べ床面積約500平方メートルの豪邸だ。女優・大竹しのぶ(61)の母・江すてるさんが、娘や孫の二千翔さん(33)やIMALU(28)と最後の日々を過ごした場所となった。
《母・江すてるが、9月1日に永眠致しました。’96年の幸せな生涯でした。(中略)8月になると飲み込むことも難しく、私たちにとっても辛く厳しい日々が続きました。苦しい、苦しいと身体の訴えが多くなる中でも、最後まで感謝の言葉を言う母でした》
9月7日には、大竹の追悼コメントが個人事務所のHPに掲載された。
「大竹が小学校2年生のときに、父が結核に倒れ、一家は生活保護も受けなくてはならなくなりました。
江すてるさんは教会で下働きなどをして家計を支えたそうです」(大竹を知る舞台関係者)
大竹にとって母・江すてるさんは、ずっと尊敬する女性であり、感謝の対象でもあった。彼女は本誌のインタビューで次のように語っている。
《父は、私が二十歳のときに亡くなりましたけど、母はずっと私のそばにいてくれて。結婚してからは家事や子育ての面で協力してくれました。私が母から学んだことは「強さ」