2018年9月21日 16:00
北海道地震では1億円を…「ふるさと納税」で被災地を支援
今月4日、関西地方を台風21号が襲い、さらに6日には、北海道胆振東部地震が起こった。立て続けに甚大な被害をもたらした2つ災害。一日も早く、被災した人たちが穏やかな生活に戻れることを願いながら、今、私たちができることにはどんなものがあるのだろう。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説――。
「ふるさと納税」を利用して、被災地に寄付ができます。これは、被災した自治体が、復興に活用する「支援金」となります。
ただ被災した自治体は、寄付にかかる事務作業が負担になることがあります。そこで、寄付の受付けを代理で行う自治体があります。
台風21号の被災地へは埼玉県深谷市が、北海道胆振東部地震は北海道白糠町と埼玉県深谷市が、被災地域全体への寄付を受け付けています。寄付金は被害状況などにより分配されるので、「○○町に」など寄付先の指定はできません。
また、北海道厚真町への寄付を茨城県境町が代理で受け付けるなど、被災自治体ごとに、代理受付けを行っているところもあります。
ほかにも、被災地で活動するボランティアやNPO法人などを支援したい方もいるでしょう。
とはいえ、どの団体に送ればいいのか迷う場合は、赤い羽根共同募金を行う中央共同募金会の「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」