zeroと報ステ、新体制に明暗…視聴率分けた異例のネット戦略
有働由美子アナ(49)がメインキャスターとなった「news zero」(日本テレビ系)。その初回となる10月1日放送の平均視聴率が、10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)を記録した。各スポーツ紙などによると、村尾信尚キャスター(61)最後の出演となった9月28日放送分の平均視聴率は5.5%。それを大きく上回ったという。
「村尾キャスターの時代は平均7~8%台でした。看板ニュース番組だけに、上層部としてはなんとか2ケタに持っていきたかったところ。そこで話題性のある有働アナを起用しましたが、とりあえず初回は“ノルマ”をクリアしました」(日テレ関係者)
いっぽう放送時間帯が異なるが、同日からは徳永有美アナウンサー(43)が「報道ステーション」(テレビ朝日系)で13年ぶりにキャスター復帰した。その平均視聴率は11.4%を記録している。
だが、こちらは及第点とは言えなさそうだ。
「『報ステ』は平均で10%台~11%台なので、新キャスター効果はなしといえるでしょう。内容もこれまで通りといった感じです。それに対して『zero』は新体制下になってインスタを開設するなど、ネットを有効活用。ネットのみで『ウドウ反省会』と題し、番組終了後に有働アナの反省会生動画配信をスタート。視聴者に番組の“裏側”も見せる異例の戦略を打ち出していることで、大きな話題を呼んでいます」(テレビ局関係者)
「zero」が夜の“ニュース戦争”の覇権を「報ステ」から奪還する日も近い!?
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