所ジョージ 再手術も飄々の訳、人生終盤戦で生まれた欲とは
10月3日、新バラエティー「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)の会見に登壇した所ジョージ(63)。8月下旬に胆のうの摘出手術を行っているが、11月にも再び手術を受けるという。
各スポーツ紙によると所は再度胆石が見つかったと明かし、「また(病院に)行かないとならない」と嘆息。しかし「めんどくさいんですよ」とも語り、飄々と“所ブシ”を披露した。
前回の術後、本誌は所に直撃取材。その様子を9月10日に報じている。
同取材中も余裕の表情を見せていた所。体調不良で収録を休んだことについて訊ねると「そうそう」とあっさり認め、さらに「詳しく説明してあげるよ」と自ら病状や手術の内容について克明に明かした。
手術自体は大きなものだったというが、すぐに復帰。「そんなこんなで今、そんな調子悪くないんだよ」と苦笑しつつも、取材をこう結んだ。
「こんな早く治るなんて鉄人じゃん。術後3日でもう仕事やってるんだから。でも胆石たまるなんて鉄人じゃないじゃん。どっちなんだろ。読者に聞いておいてよ!」
毎度の余裕が感じられるが――。それでも心情には変化があったようだ。
「実は今回の手術は、所さんにとっても自身の人生を見つめ直すキッカケになったそうです。今まで大病を患ったことがないからこそ、一旦ブレーキがかかることで『これから』についてより深く考えるようになったといいます。また今年9月に最愛のお母様を亡くされており、昨年の秋から終活も始めています。一見して飄々としているように見えるのも、そうした折に触れて自分を見つめ直しているからできることなのでしょう」
実際、所は周囲への接し方についても変わってきているという。
「最近では、より丁寧に人と接したいと考えるようになったといいます。若いころの自分の横柄さに気づき、今まで以上に多くの人に慕われるようになりたいと決意したそうです。最期のとき、『いい人だったな』と思われたい。そんな“欲”が出てきたといいますね」
“鉄人”はこれから、どう身を振るのだろう?
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