2018年10月25日 11:00
「神奈川犬民カード」担当者に聞いた「猫カード」はないの?
「私ども神奈川県は『ペットのいのちも輝く神奈川』というコンセプトを掲げております。今回の『神奈川犬民カード』もその一環、黒岩祐治知事肝いりの企画です」
神奈川県健康医療局生活衛生部の動物愛護担当課長・松谷順子さんはこう胸を張る。
先月、神奈川県は動物愛護を進めるため、国内最大級のペット専門メディア「PECO」と協定を結び、同社運営のサイト内に県の特設ページを設置。同サイトに無料登録した神奈川県在住者は「神奈川犬民カード」と銘打った愛犬のための登録証を発行できる。カードには、愛犬の写真や名前のほか、特技、座右の銘などを盛り込み、遊び心もたっぷり。
なんとも素敵なニュースに、『ねこ自身』取材班はさっそく神奈川県庁を訪問。
担当の松谷課長も「これまで他県で同様の犬民カードを発行したという事例は聞いたことがない」というぐらい珍しい、先進的な取り組みを始めた神奈川県。なんでも県の動物保護センターに保護された犬、それに猫も、殺処分ゼロが続いているんだそう。
そして、県が迷子ペットの返還のため推進しているのが、マイクロチップの装着だ。
「今年から、識別番号を登録したマイクロチップを愛犬に装着する費用の一部を補助する事業を始めました。