2018年10月26日 06:00
K-POPの振付師「東方神起の愛、ファンに届けます!」
ホットパンツから伸びるスラリとした長い脚が、軽快なリズムに乗って絡み合う。メンバーが一糸乱れずクルリン、クルリン、アップテンポで美脚を回してステップを踏む――。
K-POPのガールズグループ「少女時代」を、日本人に圧倒的に印象づけた大ヒット曲『Genie』。その“美脚ダンス”は、8年たった今でも記憶に鮮明だ。
「とくに美脚効果を狙ったわけではなくて、感覚で作った振付でした。なのに、すごい反響だったから、こっちがビックリしましたよ」
美脚ダンスの生みの親、仲宗根梨乃さん(39)はそう言うと、豪快に笑った。19歳で渡米し、ジャネット・ジャクソンやブリトニー・スピアーズ、グエン・ステファニーなど、世界的なビッグネームのバックダンサーや振付師として、仕事をしてきた梨乃さん。それだけにアメリカでの華々しい経歴よりも“美脚”で注目されたことが何よりも「サプラ~イズ!」だったようだ。
「そこなの、日本?って感じ。アハハッ」
魂の熱さはそのままに、梨乃さんは常にハイテンション。オーバーアクションでパキパキ話す。キレッキレのダンス、開けっ広げの笑顔で、周囲の人を一瞬にして巻き込んでしまう。
K-POPの仕事は’08年、「SHINee」