2018年10月26日 11:00
K-POPアイドルからオファー殺到!仲宗根梨乃さん語る”振付師の矜持”
「私たちの席は、ドームのいちばん後ろ。マイケルは米粒くらいの小ささなんだけど……」
生身のマイケルを見たことが、その後の人生を決定づけた。
「絶対にアメリカに行く。マイケルみたいなエンタティナーになるって決めました。失神したかって?しません。失神したら、もったいない。見ないと!」
それから英語を猛勉強し、高校2年のとき、交換留学生として渡米。19歳で再びアメリカに渡った。
「私にとっては、アメリカ=マイケル。LAはダンサーの街。ダンサーはほぼ全員、マイケルが好き。もう楽しくて仕方なかった」
LAでは、ヒップホップ、バレエ、ジャズダンス、ありとあらゆるレッスンを受けた。1日5クラスも取っていたこともある。
ダンスのオーディションがあると聞くと、片っ端から受けまくった。受かっても、学生ビザでは働けないが、そんなことはおかまいなし。オーディションは、彼女にとって、ダンス・スキルを磨くための腕試し。
レッスンだった。
カレッジ卒業後、本格的にダンサーの仕事を始めると、ビッグネームとの仕事も入ってくるようになった。梨乃さんは、マイケルの次に憧れるジャネット・ジャクソンのオーディションに挑戦。