新田恵利語る介護のコツ きょうだいの役割には口出ししない!
「病院の主治医やケアマネジャーさんと、どんな介護サービスを利用するのかといったことなどを相談する“キーパーソン”は兄に任せるようにしました。月1度のケアマネジャーさんとの面談や通院も兄にお願いしています。その代わり私は兄が仕事に出かけている夕方までにはなるべく帰宅して食事を作る。このほかにも、母の介護に関する金銭的なことも負担しています。役割を分担したおかげで、仕事を続けていられるのだと思います」
お互いを尊重し、相手のやり方に口出ししないのが、介護を長続きさせるコツという。
「兄も私も自分のペースで介護をし、適度に息抜きもしています。母を無事に看取るまで、このままきょうだいで力を合わせて在宅で介護を続けていきたいと思っています」
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