2018年10月29日 06:00
デビュー8年目で初主演!矢野聖人が追い続ける「監督の夢」
「漠然とですが、監督をやりたいという夢があって。役者というものをちゃんとわかって、50歳くらいになったらやりたいなあと思っているんです」
演出家の蜷川幸雄に見いだされ、華々しいデビューを飾ったのが18歳。当時を振り返って……。
「蜷川さんのご指導がいまの自分の糧になっていることは間違いありません。ただ自分の考え方はすごく甘かったように思います。『身毒丸』が終わってからは苦労の連続でしたし、とにかく全力で向き合わなければいくらでも淘汰されていく。未だにすごく厳しい世界なんだなと思っています」
原因は自分にあったと振り返る。
「緊張に負けていたんです。
オーディションでも、現場でも自分を全く出せていなかった。最近やっと物おじしなくなって、監督から『好きなようにやってみて』と任せていただくことも増えました」
公式ブログではお酒を飲みながらトークを展開する「今矢野乾杯LIVE」を配信。趣味の料理の腕を披露する「矢野飯」も好評だ。
「家族で見てくださる方もいて、『夫に好評です』とのコメントも」
以前の取材で「モテ男を演じてみたい」と抱負を語っていたが。
「今もキラキラ路線は狙ってます。女性ファン、ほしいですもん(笑)」
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