2018年10月30日 00:00
ムロツヨシ 4歳で両親と離別…知人明かす壮絶だった幼少時代
誕生の瞬間だった。一方で同時期、またしてもムロは悲劇に見舞われていた。
「3年前、ムロさんは関西ローカルのバラエティ番組で『親父の借金の保証人になったばかりに、身を寄せた親戚が自己破産しちゃった。そこから親父と会わなくなりました』と明るく打ち明けていました。ムロさんに金銭トラブルの詳細は説明されず、彼は『一人でやりたいことをやって、育ててよかったと思ってもらえるようになろう』と考え、役者の道を進むことを決めたそうです」(前出・知人)
ムロは「大学中退」の決断をインタビューでこう振り返っている。
《僕を育ててくれた父方の親戚にアクシデントがあり、経済的に逼迫したことも大学を辞める一因になりました。私立理系の大学って学費が高い。親戚や祖母はせっかく入った大学なのだからと止めてくれたけど、退学するのに迷いはありませんでした》(『婦人公論』15年10月13日号)
“芸能界の気配り王”として、人に楽しんでもらえることに自分の存在意義を見出したムロ。
彼と一緒にいれば笑顔になるから、自然と人が集まるのは当然だろう。
「ムロさんは『大変だったね』と言われるのが苦手で、親しくなると自分から生い立ちを話すようにしているそうです。