くらし情報『『日日是好日』で話題、“お茶の心”を日常に取り入れるには』

2018年11月1日 16:00

『日日是好日』で話題、“お茶の心”を日常に取り入れるには

【其の四】人生にはすぐに答えがでないことがあると知る

「『日日是好日』という掛軸は、お茶を始めた日から先生の茶室に掲げられていました。夏には暑さを、冬には身の切れるような寒さを味わう。どんな日も、その日を思う存分味わえるのです。今、このときを生きることを喜び、毎日がよい日だと感じられます。でもその深い意味を体感できたのはお茶を始めて約15年後のこと。人生には長い時間をかけて、やっとわかることもあるのだと、教えてくれました。『長い目で、今を生きる』ことは私にとって希望でもありました」

本を読んだり、映画を見たりして、お茶を始めてみたいと思う人も多いだろう。「習わなくても花と和菓子を味わうことで、お茶の心に触れることができますよ」と森下さん。


「お花屋さんに並ぶ花以外にも、路地などに季節ごとに多彩な花が咲いています。昼顔、ヒメジョオン、月見草……不思議と名前を覚えると、その花が見えてきます。知らないと目に入ってこないんです。道端で目に入ったら、少しだけ摘んできてテーブルに飾ってみてください。それだけで家の中に季節が入ってきて豊かさを感じられます」

もうひとつ、冬至、立春など季節を区切った二十四節気ごとに、和菓子に注目してみよう。

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