くらし情報『ローソンも参入開設、「コンビニ銀行」集客増の秘密とは』

2018年11月2日 16:00

ローソンも参入開設、「コンビニ銀行」集客増の秘密とは

いまや、ポイントは「第2のお金」です。さまざまなシーンでポイントがたまり、そのポイントが使える店で買い物するサイクルを作れば、顧客を囲い込めます。

ローソン銀行も来年にはクレジットカードを発行し、ポイント包囲網を構築していくと思います。

【理由3】手数料収益

セブン銀行は、10月15日からSuicaなど全国9種の交通系ICカードのチャージができるようになりました。保険や投資信託なども取り扱い、手数料収益を増やしています。ローソン銀行も、提携先を増やしていくのでしょう。

ただローソン銀行は、利用者にとってデメリットもあります。電話料金などの口座引き落としはできません。
また、残高1万円未満で2年以上放置すると、年1,200円+税の「未使用口座管理料」が必要です。ご注意ください。

いっぽう大手銀行は、入出金や振り込みの顧客に、あまり窓口に来てほしくないのが本音です。そこでインターネットバンキングの手数料を割安にして、顧客を誘導し、窓口を徐々に減らしています。その代わり大手銀行は、富裕層を相手に節税や資産運用、相続などの相談業務を中心にしたいと考えています。三井住友銀行が今夏、東京・汐留に開いた店舗は、夜7時まで完全予約制で相談業務を行いますが、現金を一切扱いません。

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