中澤裕子「モー娘。45歳」の福岡“公園デビュー”生活!
’14年春、中澤は家族とともに福岡に移住した。
「お仕事は続けたいとは思ってましたけど。でも福岡に来て仕事がある保証なんてゼロ。伝手も何もありませんから、そのまま芸能界をフェードアウトする可能性もかなり高いと思ってました。そうなったとしても、それはそれ、私の芸能人生、それまでだったと覚悟してました」
本人の覚悟とは裏腹に、移住直後から手帳は埋まりだした。
「東京風を吹かせない、と肝に銘じてます。『私はこっちの皆とは違う』という雰囲気を出す人は、福岡では受け入れてもらえないと最初に聞きました。そんな意識を持っていると、番組を見てる方にもわかるんだそうです。
私は住民票もこっちに移してますし、何より子どもたちを“福岡の子”として育てていきたいと思ってますから。そこはしっかり守りたい」
元来、人付き合いは苦手。昔は仕事仲間はいても、友達なんて数えるほどだった。それがいまは、信頼のおけるママ友が何人もいる。
「最初こそね、だ~れも近寄ってきてくれなかった(笑)。急に私が現れて、驚いてたのかも。でも、皆モー娘を見てくれてた世代なので。『ずっと曲、聴いてたよ』『テレビで見てたよ』って言ってくれて。