中澤裕子「モー娘。45歳」の福岡“公園デビュー”生活!
いまでは幼稚園でわからないことがあっても、上のお子さんがいるお母さんが教えてくれたり。普通に接してくれるのが、本当にありがたいです。まあ、母になった以上、付き合い下手ではすみませんから、自分から積極的に飛び込んでいくようにもしてます。先日も『私、これやります』って手を挙げて、幼稚園の運動会で警備係、やったんですよ」
東京では人目を避け、下ばかり向いて歩いていた。それがいま、福岡では堂々と前を向く。昔はほとんど乗ることのなかった地下鉄やバスにも乗る。この夏には繁華街・中州にほど近い、にぎやかな川端通商店街を、子どもたちと手をつないで、よく散歩した。
「確かに人、多いですけど。
でも、子どもといると心強いというか。何かあったらこの子たちを守るのは自分だと思ってるから、なんか強くなれるんです。その日も、私に気付いた人がいて。『あっ!?』って驚いて声をかけられたんですけど。私からも『あ~!』って手を振り返したりして(笑)。そしたら、子どもが『お母さんのこと、皆、知ってるね、よかったね~』って言ってくれて。私は『ありがたいね~』って。そんな会話を最近してますね」
福岡に骨をうずめる、そう決めてもいる。