2018年11月8日 16:00
夫の死後、生活費をフォローできる「収入保障保険」とは
に加入しておく方法がある。収入保障保険とは、働き手が亡くなったときに、保険金額が毎月の収入のように、一定額入ってくる保険のこと。
たとえば、自営業の夫が50歳で亡くなった場合、高校を卒業するまでの子どもが2人いると、遺族基礎年金が年間で122万7,900円もらえることになるが、1カ月の生活費が夫の死後、25万円かかるとしたら、約15万円不足する。それを保険で補うというもの。
「夫が50歳のときに保険期間15年の契約をしておいて、仮に夫がすぐに亡くなったケースを計算してみますと、妻は1カ月15万円が15年分、トータルで2,700万円受け取れます。それくらいの保険に入っておくと安心ということになります。これが死亡保障の最高額で、保険期間の満了まで、契約後、夫の死亡まで1カ月経過するごとに、15万円ずつ受取総額が減っていく仕組みになっています」
夫が亡くなったら、どれくらい生活費が不足するのかシミュレーションして、必要な額、期間の保険の契約を検討しておこう。
保険料は会社によって異なるが、50歳で契約した場合の保険料は、1カ月6,500~8,000円程度。
1年以上たばこを吸わない、肥満度を測るBMI値が18以上27以下など、健康体であれば、保険料はさらに安くなるという。