misonoが始めた“前向き別居婚”は本当に良いことなのか?
しかし何組も別居婚を見てきて思うのは、『若い夫婦の理由なき別居婚はだいたいうまくいってない』ということ。その理由は何か、また年代ごとに何が違うのか。少し考えてみたいと思います。
■最近増える別居婚のカタチ
世代を問わず増える別居婚。そのカタチには共通点があります。
・共働きによる別居婚
最近よく見かけるのが、責任ある立場同士が仕事を続けるための別居婚です。単身赴任と似ているものになりますが、互いが主体的に仕事のため現在の住まいを選択している場合には別居婚といえるでしょう。筆者の周りでは、両者どちらも管理職以上のご夫婦にこのタイプの別居婚が増えています。
お子さんがいる場合は、奥様側の家でいっしょに住んでいることが多いようです。
・ある程度暮らした結果、お互いを尊重するための別居婚
こちらは芸能人の間で増えています。ある程度夫婦生活を送った結果、もう一段心地よい関係を模索。結果として別居婚を選ぶというものです。先日亡くなられた女優の樹木希林さんと内田裕也さんご夫婦は、40年以上別居婚をしていたご夫婦として有名です。また“卒婚宣言”で世間を賑わせたタレントの清水アキラさんも、籍を抜かずに長野と東京に分かれて生活。