misonoが始めた“前向き別居婚”は本当に良いことなのか?
これも別居婚の1つのカタチといえます。
別居婚を前向きに選択するタイプには、主にこの2つのパターンがあります。しかし別居婚が増えるとはいえ、上手くいっているご夫婦の多くは40代や50代。距離感がある程度できあがっているからこそ、続けられるように思います。
■若い世代の別居婚が難しい理由
いっぽう20代や30代の「忙しいから」「お互いやりたいコトを尊重して」など特段の理由がない別居婚も耳にはします(単身赴任など避けられない理由は別)。ただ、その後にはやはり離婚することも多いよう……。なぜかと考えると、こんな理由があると思うのです。
・1人でいるラクさが結婚を忘れさせる
若い夫婦の場合、結婚生活よりも一人生活のほうが長いことがほとんどです。
たとえば7年一人暮らしした後に2年同棲。そして結婚して2年後に別居婚をした人の場合をみてみましょう。4年という2人の時間の長さに注目しがちですが、それでも一人暮らしの方が長い。そのため別居婚後はだんだん一人の快適さを思い出し、「もう戻らなくていいかも」と思い始めるものです。
・エネルギーが別のことに向きがちでフォローしきれない
また若い人はやっぱりエネルギーがあります。