2018年11月22日 11:00
「販売員と目が合ったら買い時」浅草・秀じいが教える宝くじ極意
今年も1等・前後賞合わせ10億円が当たる、年末ジャンボの季節がやってきた。年を取って経験を積んでいるからこそ見えてくる宝くじの真実がある――。そんな「億売り」実績のある名物じいさんが運気に「喝」。老賢人の名言、刮目して見よ、そして売り場に走れ!
「今年は平成最後の年末ジャンボ。長年売ってきたご褒美に、10億円が出る気がするんじゃよ」
こう話すのは、秀じいの愛称で親しまれる東京都「浅草橋東口駅前売場」の森秀夫さん(87)。戦後すぐから、この場所で宝くじを販売。全国で現役最長歴の販売員だ。売り場からは’16年サマー1等・前後賞7億円をはじめ、20本以上の億が出ている。
まさに秀じいは億招きの達人なのだ。
本誌では、億実績のある売り場から、名物じいさんを発掘。親愛の念をこめて「億じい」と命名し、億招きの心得を聞いた。
年末販売時はサンタの衣装がトレードマークの秀じいだが、じつは売り場に暖房がないため、10年前に寒さ対策で着込むことにしたという。
「’08年に初めて着たところ、それから3年続けて、年末ジャンボで億が出たんじゃ。ハデな衣装が宝くじの女神の目にとまったのかもしれないね。