「書き込み式手帳」はなぜ“幸運”呼ぶ?専門書著者が解説
これを“脳内予習”といいますが、翌日の行動を想像すると、脳がより“やりたく”なるのです」
■自分をケアするためにも、したいことから先に書く
「書き出しを続ける秘訣は、週に一度でいいので手帳を開くこと。そのうえで書く時間を決めるなど、ルーティンにしてしまうのです。また、月間スケジュールの部分には、“この日は温泉に行く”といった“やりたいこと”を先に書くよう提唱しています。自分を甘やかすことも大切。そうしないと、いつまでたってもやりたいことができずに、延び延びになってしまいがちですから」
1日の予定についても、びっしり書き込む必要はないそう。
「“TO DO”だけを書いて動いたほうが、生産的に行動できるようになります。そして、手帳に書いたことが全部できなくても、がっかりしないこと。1日1個、“TO DO”に書いたことが実行できたら、それで十分。
時間はお金であり、命であり、人生なので、効率的に使うべきです。効率的に行動して未来を変えるための整理作業なわけですから、事実を簡単に書くだけでいいのです。“少し書ければいい”という気持ちで始めてみてください。まずは習慣づけることが、運を開いて未来を変える第一歩です」