2018年11月24日 11:00
ヒビノケイコさんが実践、決断後押しする「思考マップ」とは
年々、売り場が拡大している女性用手帳コーナー。スケジュールを管理するだけでなく、自由に書き込めるタイプが今のトレンドだ。感情を吐き出し、夢をつづる先に開ける人生とは?
作家でキャリアコンサルタントのヒビノケイコさんは、書くことで人生のキャリアを築いてきた。
「高校生のころ、絵の先生から『美しいと感動したことを書き留めるといい』とすすめられて以来、手帳とスケッチブックを持ち歩いています。その瞬間には確かに感じたことも、時間とともに意識からすり抜けてしまう。文字やイラストに起こすことで、あとからその気づきや感覚を思い出せるし、思考が明確になっていくんです」(ヒビノさん・以下同)
カフェオーナー、ブロガーを経て、キャリアづくりの講師として活躍するヒビノさんが現在、実践しているのが「思考マップ」だ。
「出産後、体調が悪く、頭にモヤがかかったようでつらかったんです。そんなとき出合った本に、脳にもエクササイズが必要だと“思考マップ”が紹介されていて。
試してみると、頭がすっきりして気持ちが楽になり、自分が何に悩んでいるかも理解できたし、解決に向かって前進しやすくなりました」
思考マップは、今感じていることをひと言、紙の真ん中に書く。