くらし情報『加谷珪一さんが見た大富豪の共通点は“「消費」「投資」分割思考”』

2018年11月28日 06:00

加谷珪一さんが見た大富豪の共通点は“「消費」「投資」分割思考”

加谷珪一さんが見た大富豪の共通点は“「消費」「投資」分割思考”


「『どれくらいの貯蓄があれば、老後は安泰でしょうか?』とよく聞かれるのですが、私は逆に『世帯の年間支出はどれくらいですか?』と問うことにしています。年収が1,000万円以上の世帯と、600万円の世帯では支出額が違うし、もとより“安泰”の基準も違います。貯蓄が『1億円あっても足りない』世帯もあるのです」

こう話すのは、200人以上の億万長者に会い、ベストセラー『お金持ちの教科書』などを著書に持つ経済評論家の加谷珪一さん。

「来年10月から消費税が10%に引き上げられたり、’20年から、年収850万円以上のサラリーマン世帯が増税の対象になったりと、国民の収入や財産は取られる一方です。ますます世帯での支出をコンパクト化していく必要があるのです」(加谷さん・以下同)

年金受給を70歳に引き上げるという話も出ている今、老後資金はあればあるほど、助かるが……。

「支出をコンパクト化できれば、退職しても、年金だけで生活ができるはずです。そのうえで、老後のお金として、3,000万円ほどあれば、ときどき旅行に行くような豊かな生活ができるはずです」

3,000万円であれば、現在40代、50代だとしても、毎年100万~200万円ほど貯蓄できれば、退職までに届く計算だ。

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