2018年11月29日 06:00
親が要介護になっても…「バリアフリー化は費用対効果で考える」
でも、母娘の情はお金に換えられないと思うし……。
「介護で過剰出費になるケースは、とにかく、慌ててリフォームをしてしまうこと。でも、ちょっと冷静に考えてみてください」
仮に、足が不自由な母が自宅を動き回れるようにバリアフリー化をしたとしても、数年後に寝たきりになってしまうことも多い。
「そうなれば、施設に入居する人も多いでしょう。短期間の在宅介護のために、1,000万円単位のリフォーム代に費用対効果があるかと考えるべきなんです。また、なにも家全体でなくても、生活を1階だけに限ってもらって、そこだけバリアフリー化するという手段もあります」
まずは慌てずに深呼吸。在宅介護の時間は短いことも多い。肉親であっても、家のリフォームは費用対効果を考えよう。
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