くらし情報『万博とカジノで共倒れ…荻原博子が危惧する「大阪の将来」』

2018年12月14日 16:00

万博とカジノで共倒れ…荻原博子が危惧する「大阪の将来」

私は、財政悪化から“万博増税”も大いにありうると思います。

松井知事は開催決定からわずか3日後、首相官邸で「世界各国に大風呂敷を広げ過ぎた。国の総力がなければ実現不可能だ」と発言。その無責任ぶりを暴露しました。協力要請に応える構えの安倍首相も、任期は最長でも’21年まで。やりっぱなし決定です。

政治家が誰も責任をとらない万博よりも、ブラックアウトにならないような電気インフラの構築や、老朽化の激しい水道の整備に、血税を使うべきではないでしょうか。今、愛・地球博記念公園には、植栽で形作られた大人気キャラクター、モリゾーとキッコロが無残な姿をさらしているそうです。
その変わり果てた姿が、大阪万博の行方を暗示している、私にはそう思えてなりません。

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