2018年12月24日 11:00
三浦友和 妻・百恵さんへの告白「還暦迎えても、僕は一生守りぬく!」
一気に言って、語気を強めた。
「これは夫として言いたい。とにかく、妻を傷つけるのだけはやめてほしいんです」
友和さんは20分以上、とうとうと語り続けた。息子たちを、そして誰よりも妻を思う友和さんの迫力に、記者は圧倒されていた。気がつけば、さんさんと西日が入ってまぶしいほどだった部屋が薄暗くなっていた。
「すっかり日が暮れましたね」
そう言うと、友和さんはスッと立ち、部屋の明かりをつけてくれた。
「突然、明るくなると、なんだか恥ずかしいですね」
照れくさそうに苦笑する。硬かった表情も和らいでいた。
友和さんが、妻を守ろうと熱くなるのは、結婚前から始まったマスコミの取材攻勢の激しさにある。
人気絶頂のなかで引退した百恵さんの私生活を追うテレビ、雑誌の取材合戦は何年も続いた。子育ての時期は、ワイドショーの突撃取材や隠し撮りの写真週刊誌がのしてくる時代と重なった。
友和さんの著書『被写体』によれば、祐太朗さんは2歳ごろまで、家から出たがらず、母親から離れない子になっていたそうだ。「表に出られなかったですもん。外に出るのが不安だという親の雰囲気が、子どもに伝わっちゃうんです。