2019年2月12日 17:00
5人を知る辻仁成が語る「嵐ロスの乗り越え方」(JINSEIのスパイス!第17回)
【今週の悩めるマダム】
嵐の活動休止が発表され、物心ついたころから大ファンの高校2年生の娘が意気消沈しています。その落ち込みようは想像以上で、「生きがいがなくなった」とまで言っています。ご飯すら喉を通らない状態です。私はもともとアイドルには興味がないので、どう慰めていいかわからず困っています。(愛知県在住・50代女性)
嵐の人気と影響力は絶大ですからね。お嬢様の意気消沈ぶりが手に取るように伝わってきます。でも、解散したわけではないですし、嵐の皆さんだって5人でいろいろと考えて悩んで苦しんで決めたことでしょう。そして、決まった以上、彼らはそこへ向かって動き出しているのも事実です。
まず、「彼らも嵐であると同時に一人一人違った人間であり、それぞれに歩かなければならない人生があるのよ」と教えてあげてください。その上で「彼らは小さいころからずっと嵐という人生を生きてきた。今後、一人一人の人生を尊重する活動にもう一度ゼロから進もうとすることは実に立派なことじゃないかしら。あなたなら、変わらず応援できる。温かい目で見守って、彼らが戻って来る日を待ちましょう。その日は必ず来るわ」と伝えてみましょう。