千葉小4虐待死「あの笑顔の女の子が虐待されていたなんて…」
なぎさ容疑者は夫のDVと心愛ちゃんへの虐待を糸満市役所に訴え、市も勇一郎容疑者に面会を求めました。ところが……(写真はイメージです)
1月24日、父親の栗原勇一郎容疑者(41)による虐待で命を奪われた千葉県野田市の小学4年生の心愛ちゃん(10)。発見されたとき、体には複数のアザがあり、胃にほとんど内容物がなかったという。2月4日には、夫の暴行を幇助していた疑いで、母親のなぎさ容疑者(31)も逮捕された。
両親から激しい虐待を受けながらも、心愛ちゃんは懸命に「命のSOS」を発し続けていたことがわかってきた。
そもそも心愛ちゃんへの虐待は、3年前から始まったとみられている。彼女が小3の夏まで過ごしていた沖縄県糸満市を取材した地元紙記者が語る。
「’11年、勇一郎容疑者のDVが原因で、夫婦はいったん離婚。なぎさ容疑者は、しばらく実家で生活していましたが、’15年11月から心愛ちゃんと糸満市内のアパートで2人暮らしを始めます。ほどなくして、復縁をせまった勇一郎容疑者がアパートに出入りするようになり、近所では心愛ちゃんの泣き声やうめき声が聞こえるようになったそうです」