2019年2月20日 16:00
大杉漣さん 一周忌を前に長男「一瞬でもいい。会いたい」
’18年2月21日に急逝した俳優・大杉漣さん(享年66)の長男で、写真家の大杉隼平さん(36)が2月20日、自身のインスタグラムを更新。一周忌を前に心境をつづった。
隼平さんは「父、大杉漣が旅立ち1年が経とうとしています。小さい頃からよく遊んでもらい、よく喧嘩をし、多くの時間を共にしてきました。本当に親友のような人でした」と書き出した。
この1年間は「父を一人の人としてどれだけ好きだったかを痛感する日々でもあります」と振り返り、「『生を与えてくれたこと。育ててくれたこと』できるならきちんと『ありがとうございます』を伝えたかったです」と後悔をにじませた。
続けて「揺れ動く気持ちの中で、気持ちを整理する時間を持ちました。
一緒に行こうと約束していた場所。かつて共に訪れた場所。あたりまえにあったはずの日常。その時間がいかに大切で儚いものだったかを感じています」と旅を共にしたという漣さんの写真を投稿。
「父が歩んだ道のり。決して平坦では無かったと思います。小さい頃の記憶を辿ると、本当に生活をするのが苦しかった時期も長くありました」と幼少時代を回顧し、「ただ父と母はそれに勝る愛情と生きる力をくれたように思います。