2019年2月23日 11:00
皇太子さま「ベレー帽を被ったら?」同窓会で見せたユーモア
乃万「ええ、もちろん」
竹内「えーっ!」
小山「そうやって、殿下の『付き人』をあえて務めていたのは、学校から『殿下の面倒をみてほしい』と言われたという経緯もあるわけだよね」
乃万「そう。殿下と同じ文学部史学科に入った男子学生の何名かが、入学式の数日前に呼び出されて『殿下をサポートしてもらいたい』と言われて。さらに『入学式では殿下の両脇に座ってほしい』と言うんですよ」
小山「ボディガード代わりでもあったのかな。あのころは過激な学生運動もまだ下火になっていなかったから」
乃万「もう覚悟を決めて殿下のお隣に座って。もちろん入学式は無事に終わったけれど、今度は『これは大学が君たちに強制するものではないが、できたら、殿下と同じ科目を履修してもらいたい』という話になった。もう否応なくお付き添いすることになったのです」
《乃万さんたちは、療養中の雅子さまをお支え続けた皇太子さまのお姿も目撃していた》
乃万「’04年に殿下ご自身が、雅子妃殿下について『人格を否定するような動きがあったことも事実』と会見で述べられました。それから5、6年は相当な葛藤がおありだったのだろうと思います。