2019年3月5日 17:00
怒ると叱るは別物!褒めて伸ばす教育法(JINSEIのスパイス!第20回)
【今週の悩めるマダム】
夫が中学2年生の娘に厳しすぎることに頭を抱えています。態度や品行にいちいち文句をつけるというか、それを通り越して怒鳴りつける毎日。娘は怒られまいと頑張っていますが、ちょっと異常ではないかと思うんです。さすがに手を出すことはありませんが、DVに発展してしまわないか心配です。(埼玉県在住・40代主婦)
奥様、これは根本のところでまったく認められない子育ての仕方だと思います。まず僕が言いたいいのは、怒ると叱るって全然違うということです。いいですか、怒鳴りつけるということは、ご主人が自分の感情を制御できないまま、しかも親の立場を笠に着て、力任せに上から抑えつけているという行動です。それに対して叱るというのは、今は間違えている娘さんを大人の力で指導し、今までとは違う良い方向へと向かわせるためのやや厳しい助言と考えてください。
叱りつけると怒鳴りつけるって似ているようで実は違うんですよ。
ご主人のやっていることはどちらかというと前者に近いですね。そこから体罰と称する暴力が始まってもおかしくないと思います。奥様がおっしゃるとおり、DVに発展しないように用心する必要があります。