年度変わりする今年の春に家の「大掃除」をすべき3つの理由
「大掃除は年末にするものと思い込んでいませんか?でも実は、年度末に当たる春先のほうが大掃除のメリットは断然大きいんです。たまった不用品の処分、汚れの落としやすさなどを考えると、大掃除にもっとも適した季節は春といえます」
こう話すのは、All About家事・掃除・子育てガイドの藤原千秋さん。年末は時間が足りず十分な大掃除ができなかったり、インフルエンザで寝込んで掃除どころではなかった、なんて人も多いはず。そんな人にとって、春は気になっていた汚れを一掃するチャンスといえそうだ。
「さらに今年は平成最後という節目の年。家の中を総ざらいして、気持ちを新たにする絶好の機会となるでしょう」
藤原さんが、春の大掃除を勧める具体的な理由は3つ。1つ目は、冒頭でも触れた不用品の処分のしやすさだ。
「年度の変わり目には、新たな不用品が生まれます。
たとえば、年度ごとに配られる地域の広報冊子や電話帳、古い確定申告の書類など。学齢のお子さんがいる家庭では、進級・進学に伴い不要になった参考書やノート、制服や体操着などを処分できると、収納スペースにだいぶ余裕が出るはず。お子さんが独立して家を出る場合は、引っ越し前にお子さん自身に不用品の仕分けをしてもらうといいでしょう。